久遠くんの溺愛が止まりません

「違う。小春は何も悪くないって。
いっくんが誰を好きになったって仕方ないのにやつあたりしてごめんね。
意地張ってこんなになっちゃって…」


「ほのちゃぁ~ん!!」

「小春!!」

抱き締めて久しぶりに目を見て話す。


「これから私、いっくんとは極力話さないようにするよ!」


「そこまでしなくていいよ。」


「でも、、」


「私なら平気だから。恋愛抜きにしていっくんは小春の友達でしょ?」

「うん。」


「まだ終わった訳じゃないから頑張るよ!」


「うん!夜中だけど…これ食べる?」
取り出したのはコンビニで買ったプリン。


「食べる!私こっちがいいな!」

キャラメルプリンとミルクプリンを見て即座にほのちゃんがキャラメルプリンを選んだ。


「あ、ずるい。私がキャラメル食べようと思ってたのに~。」

まぁいいか。今日は譲ってあげる。


そのあとはほのちゃんとたくさんおしゃべりして、下らない話に笑って、プリンを片手にお揃いのパジャマで夜通し話続けた。