久遠くんの溺愛が止まりません

「わざわざ否定して場を盛り下げるようなことしなくてもいいかと思って。」


「だからって嘘つかなくても…」

ほのちゃんや祐人くんに知られたらなんて思うか。


「嘘が嫌なら現実にしちゃう?」


「え、、」

先程から繋いだままの手に指を絡ませた。

「ねぇ僕の気持ちにまだ気づかない?」
可愛らしい顔でいっくんは首をかしげる。


「出会った時から今もずっと小春ちゃんのことが好きだよ。
趣味も合うし、久遠より僕の方が小春ちゃんのこと笑顔にできる。
僕と付き合おうよ。」

迷いなくきっぱりと告白された。