久遠くんの溺愛が止まりません

夜ご飯も食べ終わってのんびりしていた時のこと


ピカッッゴロゴロゴロゴロー


「きゃっ!!」

落雷の音に驚いて思わずしゃがんでしまう。

「雷まで鳴ってるなんて今日はほんとに天気悪いな…ってどうした?」


「…かみなり こわい~」
泣きそうになりながら祐人くんを見る。


自分でも子供っぽいとは思ってるけど、
昔からかみなりが苦手。

怖くて祐人くんの腕にぎゅっと抱きついた。


「大丈夫だよ」

そういってやさしく頭をぽんぽんしてくれる祐人くん。


ほっとするけど、でもまだかみなりは鳴っていて震えが止まらない。