柔らかそうで、色つやのよい唇。

微熱のせいで少しピンク色に染まっている頬が、
自然と目に入る


可愛いすぎる…って


結愛が体調崩しているときに申し訳ないけど
俺だって一応男だ。


大好きな結愛の寝顔を見て何も思わないわけがない


「結愛、愛してるよ 」


そっと、頬にキスを落とす。


本当はつやのあるプルンとした、唇に深いキスをしたいけど

今すると喘息の発作を誘発してしまうかもしれないから

結愛が元気になったときの、楽しみにしておこう。


歯止めが効かなくなる前に、寝室を出て軽くご飯を食べてお風呂に入る。


そして、また寝室に戻って、結愛の隣に寝た。