(男性25才、会社員)
朝通勤している時、気になる所がある。
電柱だ。
これはただの電柱ではない。
この電柱には女性の形をした大きなシミがあるのだ。
わかりやすいくらいに柳の下の幽霊といった風情がある。
そして、このシミは動くのだ。
それを発見したのは3日前だった。
帰宅する時、ふと電柱を観るとシミがあった。
帰宅途中なので、シミはこちら側からは見えないはずなのに。
不思議に思ったが、それだけだったので帰って翌朝また電柱を観るとやっぱり駅に向かう側にシミはあった。
裏側を見てみたが、そこにはシミはなかった。
つまり、このシミは動いているのだ。
私しか気づいていない。
彼女は私を待っている。明日も明後日も。
私はそのためだけに仕事に行く。
仕事場でいじめられてようと関係ない。
彼女は私の救いなのだから。
朝通勤している時、気になる所がある。
電柱だ。
これはただの電柱ではない。
この電柱には女性の形をした大きなシミがあるのだ。
わかりやすいくらいに柳の下の幽霊といった風情がある。
そして、このシミは動くのだ。
それを発見したのは3日前だった。
帰宅する時、ふと電柱を観るとシミがあった。
帰宅途中なので、シミはこちら側からは見えないはずなのに。
不思議に思ったが、それだけだったので帰って翌朝また電柱を観るとやっぱり駅に向かう側にシミはあった。
裏側を見てみたが、そこにはシミはなかった。
つまり、このシミは動いているのだ。
私しか気づいていない。
彼女は私を待っている。明日も明後日も。
私はそのためだけに仕事に行く。
仕事場でいじめられてようと関係ない。
彼女は私の救いなのだから。