夕食後、ヴァレンティーナはデッキで酒を呷るコニーに声をかける

「コニー、少し相談があるのだけど」

「どうしたお嬢。レッドと痴話喧嘩でもしたか?」

御機嫌で肩に腕を回すコニー
既に出来上がってるようだ

「レッドさんとは仲良くさせてもらってるわ。そうじゃなくて、厨房をお借りしたいのだけど…」

仲良くする、の意味が間違って伝わったような気もするが、まあ良いだろう

「おー…、いいけど。
なにするんだ?」

「ええ、まあ。ちょっとしたティータイムですわ。」

コニーも試してみる?と小首を傾げるヴァレンティーナ

コニーはそんな彼女をまじまじと見つめ、やはりレッドは許せねえ、そう思うのであった