「どうでしょうね。
私の仕事場は医務室ですが来ますか?」

レッドには止められるかも知れませんが、とカートは付け足す

「まあ、お医者様でしたのね。
あまり詳しくはありませんが私に出来ることでしたらお手伝いさせてください」

「じゃあ、決まりですね。
…コニーはいつまでサボっているつもりですか?あなたの職場はあちらでしょう」

振り返れば山積みとなった使用済みの食器
それを見て面倒くさそうにコニーは言う

「あー…やるよやる」

「俺もデッキの掃除しねーと」

3人はそれぞれの持ち場へと戻っていくのであった

ヴァレンティーナもカートに着いて船の中間層にある医務室へと向かった