「わあ、ありがとう。
レッドさんは器用なのね」
そんなレッドの苦悩を知ってか知らずか、ヴァレンティーナは無邪気に喜ぶ
「ヴァーリャ、もう寝な。」
「レッドさんはまだお休みにならないの?」
ベッドへ促すと彼女は端に寄り、隙間を開ける
…そこに入れと言うことか
「あのなぁ、お嬢様?
俺、男なの。で君は年頃の女の子。」
彼女の危機感の無さに一抹の不安をおぼえる
「あら、レッドさんは私に何もしないんじゃないんですの。
さっき仰ってたでしょう?」
「何もしないが、それとこれとは別だ。
ともかく、俺は寝なくても平気だからさっさと寝ろ」
少し言い方が酷かったかなとは思うが、致し方ない
レッドの今夜の平穏の為には早くこのじゃじゃ馬令嬢に眠りについてもらう必要があった
レッドさんは器用なのね」
そんなレッドの苦悩を知ってか知らずか、ヴァレンティーナは無邪気に喜ぶ
「ヴァーリャ、もう寝な。」
「レッドさんはまだお休みにならないの?」
ベッドへ促すと彼女は端に寄り、隙間を開ける
…そこに入れと言うことか
「あのなぁ、お嬢様?
俺、男なの。で君は年頃の女の子。」
彼女の危機感の無さに一抹の不安をおぼえる
「あら、レッドさんは私に何もしないんじゃないんですの。
さっき仰ってたでしょう?」
「何もしないが、それとこれとは別だ。
ともかく、俺は寝なくても平気だからさっさと寝ろ」
少し言い方が酷かったかなとは思うが、致し方ない
レッドの今夜の平穏の為には早くこのじゃじゃ馬令嬢に眠りについてもらう必要があった
