君とのキョリ

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『彼氏ほしいー、、』




奏多「ぶーっ、、ゴホゴホ、、お前今何て言った?」






お昼休み


屋上でお弁当を食べる私達。



ふとそんな事を言えば、横でブーッと吹き出したバカ。






『え、、だから彼氏ほしいなって、、

てか、汚い奏多』



奏多「いや、、それはお前が変なこと言うからだろ?」




少し動揺したかと思えば




『えっ、、変?』





奏多「はっ?別に、、なんもねー、、」





一瞬私から目をそらした君は私に何かを隠すように誤魔化した。









奏多「、、てか、、まず(名前)に彼氏なんて無理だろ」




『はぁ?何で?』





でも


さっきまで様子のおかしかった君はまたいつものように戻って



無理無理と言いながら卵焼きをかじる。







奏多「いや、だってお前、俺以外で男で仲いいやついるか?」






そんなの私に彼氏が出来ないなんて言い切れないじゃない



ふとそんな事を思っていると



奏多がしたその質問に口が開かなかった。






その痛い質問に口を尖らせていると





『ん、、それは確かにいないけど、、』





奏多「ほら!見てみろ!だろ!

てか、、、やべお前のその顔まじうける!」





『はぁー?もうバカ!』





やっぱり!とでも言いたそうなドヤ顔で

少し落ち込む私を横目で見ながら


口を尖らせている私を見て


ゲラゲラと笑いながら白ご飯を食べている。







そんな奏多になんか少し腹が立って


気づけば勝手に口が開いていた。






『いいよ、、そんな事言うんだったら私の根性見せてやる!』




奏多「はっ?なんだよ、根性って」







そんな私の宣言に不思議そうに首をかしげる奏多。




一息深呼吸を置くと






『彼氏、夏祭りまでに作ってやるんだから!』





奏多に指を指しながらそう、告げていた。






奏多「はぁーーー!!??」




そんな私を見て奏多は凄く驚いた顔をしていて


また口からご飯が吹き出しそうになっていた。







とんでもない事を言ってしまった



と宣言をした後にそう思い知らされたのは


ゆうまでもない。




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