暗闇の先に…


高校受験も終盤、授業も終わりを迎えた


明日から卒業式までの期間、ほとんど学校に行かなくていい


学校が終わりの合図をする

HRが終わり、各々教室を出る生徒達

そんな中、私は外を見ながらボーとしていた


「はぁ…」

―――――帰りたくない


「あ〜やめ!帰りにどっか寄って行かない?」


そう言いながら来たのは、親友の芹崎 穂乃華(セリザキ ホノカ)


健康的な肌で 大きなパッチリとした二重の目 小さな鼻に ぷっくりした唇


可愛いって言うより美人って言葉が似合う彼女は、腰まで伸びた髪をゆるく巻いて2つに分けて結んでいる


それに比べ、私はセミロングの髪をサイドでまとめただけでオシャレもクソもない


「いーよ、でも お金持って来てないから…」

「ちょっとブラつくだけだし、いーじゃん!行こッ」


重たい腰を上げ、昇降口へ向かう