ようやく手に入れた平穏な日々が音を立てながら崩れ去っていく様な感覚で足元が掬われる フラリと体が左右に揺れ、そのまま座り込んだ 私に影を落としながら話す菜摘の姿は まるで悪魔のよう…… あの日…菜摘の望み通り、陸斗のマンションから出ていった 「これ以上…、私にどうしろって言うの…?」 クスリと笑った彼女は、座り込んでる私に目線を合わせ…… 「死んで」