暗闇の先に…

次の日の朝、何故か私は鏡の前に座らされていた

長くなった髪をコテで軽く巻いて、わざと後れ毛を残す感じでポニーテールにする


「はい、出来た!彩 可愛いよ」



「………何で、私まで…」


「何言ってんの、女は常にオシャレしなきゃ」
  


結局、酒井さんの思うがままにされた私…


普段とは全く違った自分が鏡に映っていた



そして電車に乗り、8ヶ月振りに地元へと帰る


景色が移り変わり、昔の記憶を呼び起こす


酒井さん達に比べると地元を離れて1年も経ってないけれど、それでも やっぱり私からすると懐かしいと感じる



駅へ着き、外へと出ると 懐かしい気持ちと逃げたい気持ちが入り混じる