僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目


「もしかして、嫌だった?
 僕の……ひざ枕……」



 ひょぇぇぇぇ……



 誰か……誰かいませんか?

 今すぐ私を、助けてくれる人!!


 
 私の横に腰かける美男子が。

 弱りかけたワンちゃんみたいに
 瞳をウルウルさせて。

 切なそうに私を見つめてくるんです。



 そんな目をされたら……
 断ることなんてできないよ……



「嫌じゃ……ないよ……」


「じゃあ、僕の膝においで」



 春輝くんのエンジェルスマイル
 反則だから……


 春輝くんの可愛さに
 私の瞳が
 破壊されちゃったから……



 だって。

 とびきり笑顔の春輝くんが
 ご主人様に尽くす使命を持った
 メイドさんに見えてきたんだもん。


 ステッキ持って。
 萌え萌えキュンって。



 ね。
 私、重症でしょ?