「春輝くん……ごめんなさい…… 勝手に、勘違いしちゃって……」 慌てて謝ったけれど。 春輝くんの目じりは キリっと吊り上がったまま。 「みゅうみゅうのこと。 僕、許さないからね!」 強めの言葉で言い切られ、 私の心は転覆状態。 滅多に見せない怒りを 瞳に宿した春輝くん。 怒ってる…… もう私のことなんて 嫌いになっちゃったのかな?