僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目


 明梨んの家で、
 春輝くんと明梨んが笑いあっている姿を想像して、
 涙が零れそうになった時。



「キス……して……」



 自信なさげな春輝くんの声が届き

 私の頭の上に
 数えきれないほどのハテナを浮かばせた。




 ん? 
 ん? ん?



 えぇぇぇぇぇ!!!!



 キ……キス……??!!



 いきなり……何??





「みゅうみゅう、ダメ?」



 春輝くんの悲しそうな顔が、
 私の瞳に写り込む。