明梨んの家で、 春輝くんと明梨んが笑いあっている姿を想像して、 涙が零れそうになった時。 「キス……して……」 自信なさげな春輝くんの声が届き 私の頭の上に 数えきれないほどのハテナを浮かばせた。 ん? ん? ん? えぇぇぇぇぇ!!!! キ……キス……??!! いきなり……何?? 「みゅうみゅう、ダメ?」 春輝くんの悲しそうな顔が、 私の瞳に写り込む。