「僕ね、明梨んのお家に お泊りしてるんだぁ」 「へ?」 春輝くんのウキウキ声に、 私の体は瞬間冷凍。 あごが外れてもおかしくないくらい マヌケに口を開けたまま、 固まってしまった。 明梨んのお家に…… お泊り……? それって 明梨んと一緒に 暮らしているってこと? いきなり心の中に、竜巻が発生。 春輝くんとの 幸せな思い出が積まれたタワーを、 次々になぎ倒していく。