僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目


「僕ね、明梨んのお家に
 お泊りしてるんだぁ」



「へ?」



 春輝くんのウキウキ声に、
 私の体は瞬間冷凍。


 あごが外れてもおかしくないくらい
 マヌケに口を開けたまま、
 固まってしまった。



 明梨んのお家に…… 
 お泊り……?



 それって


 明梨んと一緒に
 暮らしているってこと?




 いきなり心の中に、竜巻が発生。



 春輝くんとの
 幸せな思い出が積まれたタワーを、
 次々になぎ倒していく。