春輝くんの手のひらの温もりに ドギマギしながら 連れてこられた場所は、建物の陰。 ファンの子達から見えない 自動販売機の横。 春輝くんは 掴んでいた私の手首を離すと、 カツラと、ロングコートを脱ぎだした。 そして、私の瞳を見つめて 首をかしげながらニコリ。 「ファンの子たちにバレないか、 ドキドキしちゃったね~」 う~~~ 春輝くんの 宝石みたいなキラキラ笑顔。 久々だぁ…… 心にしみわたる…… って。 キュンキュンしている場合じゃない!