キミと、光の彼方へ。

私の視界から、雨が突如消えた。

何があったのか分からなくて、数秒間思考が止まった後、私は振り返った。


「.........だろ...」


私の目の前にいたのは、真っ直ぐな瞳をこちらに向けた彼だった。