きっと、言ったって注がれる愛情は止まないと思うんだけどね。
でも、二人のことが大好きだから、全て受け止められるのよ。
沢山愛し合ったあとは、まるで小さな子どものように二人の手で優しく頭を撫でてもらいながら、穏やかで平和な幸せの中で眠りにつく。
それがすごく幸せで、いつもぐっすりとよく眠れるの。
そして、朝は毎日押し潰されるように抱き枕にされていて、二人分の重みで目が覚めて起きる。
そんな毎日がいつの間にか当たり前になりすぎて、忘れてたのかもしれない。
『久しぶりだな、彩希。
三夜の通いの二日目以来か』
そんな文が、突然手元に舞い込んできた。
元婚約者からの、数ヶ月振りの文だった。
「どうしよう……。
こんなの、お二人には言えない……」
優しい二人の寵姫でいたい。
自由奔放な二人に手綱を握られて、毎日赤裸々翻弄されっぱなしで、けして楽じゃないけれど。
そんな日々が、すごく幸せだから。
もうどこにも、行きたくない。
沢山の愛情を注いでくれる二人の傍らから、離れたくない。
「拾われた時にも散々泣いて迷惑かけたのに……。
また、迷惑かけちゃう……」
文に書かれていたのは。
もう一度、彩希との婚約をやり直したい。
という、双子の宮の寵姫に対して、あまりにも身勝手すぎる内容だった………。
でも、二人のことが大好きだから、全て受け止められるのよ。
沢山愛し合ったあとは、まるで小さな子どものように二人の手で優しく頭を撫でてもらいながら、穏やかで平和な幸せの中で眠りにつく。
それがすごく幸せで、いつもぐっすりとよく眠れるの。
そして、朝は毎日押し潰されるように抱き枕にされていて、二人分の重みで目が覚めて起きる。
そんな毎日がいつの間にか当たり前になりすぎて、忘れてたのかもしれない。
『久しぶりだな、彩希。
三夜の通いの二日目以来か』
そんな文が、突然手元に舞い込んできた。
元婚約者からの、数ヶ月振りの文だった。
「どうしよう……。
こんなの、お二人には言えない……」
優しい二人の寵姫でいたい。
自由奔放な二人に手綱を握られて、毎日赤裸々翻弄されっぱなしで、けして楽じゃないけれど。
そんな日々が、すごく幸せだから。
もうどこにも、行きたくない。
沢山の愛情を注いでくれる二人の傍らから、離れたくない。
「拾われた時にも散々泣いて迷惑かけたのに……。
また、迷惑かけちゃう……」
文に書かれていたのは。
もう一度、彩希との婚約をやり直したい。
という、双子の宮の寵姫に対して、あまりにも身勝手すぎる内容だった………。