溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)






「頼むから、俺のこと好きになって……」






 一人きりの部屋で、届くはずのない想いを呟いた。





























 放課後。






 急いで教室を出ると、廊下で待っていてくれた湊先輩を見つける。






「お待たせしてすみませんっ」





「全然待ってないから平気。帰ろ」





「はいっ!」







 二人で並んで、廊下を歩く。相変わらずまわりの生徒の視線は気になるけど、もう慣れつつあった。




 今はテスト一週間前で、部活と委員会活動の免除期間。こんな明るいうちから湊先輩と帰れるのは珍しくて、変な感じがする。






「あのさ……テスト終わったら、どっか行かない?」




「え?」