溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 たしか小学校に上がる前から好きだと言っていたのに、今も付き合っていないらしい。こいつ、顔だけは作られたみたいにきれいだし、父さんの会社の後継ぎになることも決まっている。





俺が知る限り不得意なことなんて一つもないし、欠点があるとすれば、この異常な執着心だろう。





 俺の言葉に、一瞬顔から笑顔を消した京壱。






「それはない。予防線は張りまくってるし」






 予防線。それが何を意味しているのかわからないし、知りたくもない。






「それに、乃々に近づくような男がいたら消すから平気」






・にっこり・と効果音がつきそうなほどうさん臭い笑みを浮かべた京壱に、血の繋がった弟ながらゾッとした。






「……あっそ」