余韻に浸っていると、突然背後から投げかけられた声。慌てて振り返ると、そこには久しぶりに見る弟の姿があった。
「……京壱」
ビビった……。やわらかい笑みを浮かべながら「おかえり」と言ってきたのは、一つ年下の弟、京壱。
「なんでいんの?」
俺たちは両親が離婚し、それぞれ父親、母親に引き取られた。親父に引き取られた京壱とはもちろん一緒に住んでいないし、最後に会ったのは、たぶん半年前くらいだ。
こいつが家に来るなんて珍しい。なんの用だ?と思いながら京壱を見ると、何やらアルバムのようなものを持っていた。
「ちょっと荷物取りに来てたんだ」
あっそ……。とくに興味もないので、黙ってキッチンに向かう。
「部活?」
「……京壱」
ビビった……。やわらかい笑みを浮かべながら「おかえり」と言ってきたのは、一つ年下の弟、京壱。
「なんでいんの?」
俺たちは両親が離婚し、それぞれ父親、母親に引き取られた。親父に引き取られた京壱とはもちろん一緒に住んでいないし、最後に会ったのは、たぶん半年前くらいだ。
こいつが家に来るなんて珍しい。なんの用だ?と思いながら京壱を見ると、何やらアルバムのようなものを持っていた。
「ちょっと荷物取りに来てたんだ」
あっそ……。とくに興味もないので、黙ってキッチンに向かう。
「部活?」

