溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「え! 湊先輩もそう思いますか?」





「うん」





「だったらよかった……紗奈ちゃん、すごく一生懸命だから……」







 そう言って、うれしそうに微笑む莉子。





「仲いいんだな」





「はい! 知り合ったのは中学からですけど、お姉ちゃんみたいな存在です! すっごく優しいです!」






 そんな話をしていたら、あっという間に莉子の家についてしまった。





「今日は来てくれてありがとう」





 改めてお礼を言って、莉子のほうを見る。





「こちらこそ! 誘ってくれて、ありがとうございました!」






 満面の笑顔に、癒される。また明日会えるというのに、別れるのが名残惜しい。「じゃあまた」と手を振ると、なぜか莉子が、何か言いたげに俺を見上げた。