溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「ルールわかった? 事前に説明しとけばよかったよね」




「大丈夫です。今日のために勉強しました」






 え? サッカーはわからないと、この前言っていたのに、今日のためにわざわざ勉強してくれたのかな? ……うれしい。そんな優しいところも好きだと、思わずにはいられなかった。






「じゃあ、また明日」





 昼飯を食べ終えて、解散する。家の方向が違うため、途中で俺と莉子、朝日と富里の二人ずつに分かれた。どうやら、朝日も富里を送っていくらしい。





 興奮が冷めて、朝日と二人きりになることにひどく緊張した様子の富里。まあ、うまくやれよと心の中で呟いて、莉子と歩き出す。






「ふふっ、紗奈ちゃんすごく緊張してましたね」





「あの二人、時間の問題だと思うけど」