溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)






 ボソボソと何か言いながら、まるでヤバいヤツを見るような目で見てくる先輩たち。ムカつくけど、わかってくれたみたいだからもう何も言わない。






「朝日と一緒にいた子もかわいかったな!! つーか美人?」




「思った! でも彼女じゃねーんだろ?」




 後ろにいた先輩がそんなことを言い出し、俺は横目で朝日をちらりと見た。なんて答えるんだろうと、少し気になったから。朝日は、いつもの笑顔を浮かべたまま、薄い唇を開いた。






「今は、ね。でも俺が狙ってるんで、手出し禁止っすよ。まあ紗奈ちゃんのこと本気で気に入っちゃったなら、俺も本気で相手しますけど」





 その声色はいつものものとは違って、低く、敵意むき出しの声だった。……こいつやっぱり、そうだったのか。