溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 莉子に渡された袋を見ると、そこにはいくつものチョコレートバーが入っていた。こんな人たちに差し入れなんていらないのに……。





つーかあげたくない。一人で食おうかな……。そんなことを、本気で一瞬考えた。





「ありがと。じゃあ行ってくる」






 ぞろぞろと控え室へ移り始めた先輩たちに続き、俺も荷物を持って席を離れる。





「はいっ! 応援してます!」






 その応援一つで、きっと俺はなんでも頑張れると思う。莉子の笑顔に癒されながら、応援席をあとにした。






「お、湊それ何?」






 控え室への移動中。莉子から貰った袋を見ながら、先輩が聞いてきた。






「…………莉子から皆さんに差し入れです」