溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)






「弁当ありがとう。全部おいしかった」





 あっという間に空になってしまった弁当箱を見て、残念に思った。お腹は満たされたけど、ずっと食べていたかった。





「全部食べてくれてうれしいです」




「あのさ」




「?」




「また……作ってくれる?」







 少しわがまますぎるかなとも思ったけど、どうしてもこれを最後にしたくなかった。恐る恐る聞いた俺に、莉子が満面の笑みを浮かべる。





「はいっ。もちろんです!」





 よかった……。





「ありがとう」






 無意識に、頭を撫でようと手を伸ばした。そして、そっと触れようとしたとき、






「戻ったぞー!! ……って、お前ら!! 何しれっと彼女連れてきてんだよ!!」