溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「大げさなんかじゃない。ほんとにそのくらいおいしい」






「えへへ、お世辞でもうれしいです。ありがとうございます」






 ただでさえ骨抜きにされているのに、胃袋まで掴まれて、俺はどうすればいいんだ。もう、莉子がいない生活に戻れる気がしない。今のこの関係が、焦れったくて仕方なかった。







 本当は、毎日焦っていた。早く俺のものになってほしい、他の男に取られるんじゃないか、やっぱり俺のことを好きにはなれないって思うんじゃないのか……。






そんなことばかりを、いつも考えてしまう。どうやったら莉子が俺を好きになってくれるのか、ずっと考えているのに答えが出ない。






「湊先輩? ぼーっとしてどうしたんですか?」





「……っ、いや、何もない」





「そうですか?」