溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「どういたしまして。俺もちょっと飯食っていい?」





 カバンの中から、莉子の苺ミルクと一緒に買ったパンを取り出す。





「湊先輩、それ朝ごはんですか?」




「うん。朝食べる時間なかったから。今のうちにスタミナつけとこうと思って」





 寝坊したというのは秘密にし、パンの袋を開けようとしたときだった。





「あ、あの……」




「ん?」





 なぜか顔をほんのり赤く染め、手に持った袋を俺に差し出してきた莉子。





「これ……。あの、ありがた迷惑かなって思ったんですけど、よかったら……」





 ……え? そっと受け取り、袋の中身を見る。これ……。





「……弁当?」







 かわいらしい袋に包まれていたのは、弁当箱だった。