溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 正直、莉子が試合を見に来ることに、賛成ではなかった。来てくれるのはもちろんうれしい。でも、嫌だったんだ。






「なぁ見ろよ、あの子」





「ヤバくない? かわいすぎだろ!」





「なんかのモデル? 今年の応援マネージャー候補?」






 俺たちが応援席へ向かう最中。あちこちから感じる視線に、苛立ちは増すばかりだった。





 やっぱり……莉子が来たら、必然的に男の視線が集まる。これが嫌だったのに……他の男に、莉子を見られたくなかった。





なんて、まだ彼女でもないのに、どんなわがままな嫉妬だよ。






「莉子、ここで見てて」





「はいっ」