正直、莉子が試合を見に来ることに、賛成ではなかった。来てくれるのはもちろんうれしい。でも、嫌だったんだ。
「なぁ見ろよ、あの子」
「ヤバくない? かわいすぎだろ!」
「なんかのモデル? 今年の応援マネージャー候補?」
俺たちが応援席へ向かう最中。あちこちから感じる視線に、苛立ちは増すばかりだった。
やっぱり……莉子が来たら、必然的に男の視線が集まる。これが嫌だったのに……他の男に、莉子を見られたくなかった。
なんて、まだ彼女でもないのに、どんなわがままな嫉妬だよ。
「莉子、ここで見てて」
「はいっ」
「なぁ見ろよ、あの子」
「ヤバくない? かわいすぎだろ!」
「なんかのモデル? 今年の応援マネージャー候補?」
俺たちが応援席へ向かう最中。あちこちから感じる視線に、苛立ちは増すばかりだった。
やっぱり……莉子が来たら、必然的に男の視線が集まる。これが嫌だったのに……他の男に、莉子を見られたくなかった。
なんて、まだ彼女でもないのに、どんなわがままな嫉妬だよ。
「莉子、ここで見てて」
「はいっ」

