溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あたしも無難にレモンの蜂蜜漬け作ってきた!」





「朝日先輩、喜んでくれるといいねっ」





「ふふっ、うん! あ! 見えたよスタジアム!」






 前方を見ると、視界に入ったドーム型のスタジアム。





「へぇ? 広いんだね!」





 こんなところで試合するんだ!





「莉子行くよ! いざ、戦場へ!!」





 私たちにとっては戦場じゃないけど……と苦笑いを浮かべながらも、「うん!」と首を縦に振った。





「ここで合ってるはずなんだけどな……。先に差し入れ渡したいけど、先輩たちどこにいるのかな?」





 スタジアムの中に入ると、他の学校の選手や関係者で溢れていた。この中から先輩たちを見つけるなんて、無理な気がしてきた。すると、ポケットの中のスマホが震えた。