溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「今日も?」




「はい」






 今日は水曜日だから、委員としての仕事がある。先生のお手伝いというより、先生がいない間、先生の指示どおりケガ人や病人の手当をするお仕事だ。






「俺も五時まで部活なんだけど……。終わったら、一緒に帰らない?」





 私の顔色をうかがうようにじっと見つめて、言ってきた湊先輩。





「は、はい」





 断る理由もなくこくりと頷くと、湊先輩はうれしそうに口角を緩めた。





「ありがと。それじゃあ終わったら迎えに行く」





・迎えに行く・





 その言葉に、くすぐったい気持ちになる。昨日は冗談だと思い、約束を破って紗奈ちゃんと帰りそうになったけど……。





「今日は……ちゃんと、待ってます」