溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)



よっぽどうれしかったんだろうなぁ。朝日先輩が、紗奈ちゃんを見て苦笑いを浮かべている。





「さなちゃん、戻ってきて!」




「……ハッ!」





「あはは、戻ってきてくれてよかった。俺らも昼飯食べようか」





「は、ははははい!!」






 こちらの世界に戻ってきた紗奈ちゃんと朝日先輩も、隣のベンチに座って、ようやく四人でお昼ご飯を食べ始めた。






「それにしても、湊が自分から女の子を誘うなんてびっくり」






 サンドイッチを頬張りながら、「今世紀最大の事件だよ」と独り言のように言った朝日先輩。





「……うるせー」






 キッと睨む湊先輩にも動じず、朝日先輩はニヤニヤと口角を緩めながら私のほうを見てきた。