溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 紗奈ちゃんの視線を辿ると、そこには湊先輩……ではなく、どうやら湊先輩の隣に座る男の人に向けられているようだった。





 そういえば……。『ま、あたしはクール系はタイプじゃないけどね? 朝日先輩のほうが断然好みだし!』って言ってたような……。




もしかして、湊先輩の隣にいる人が、その朝日先輩なの?






「あれ? 俺のこと知ってるの? うれしーな」





 スッと立ち上がって、笑顔で近づいてくるその人は、どうやら本当に朝日先輩らしい。





「ほ、ほほほ、ほんもの!」




「ふふっ、なんか俺、芸能人みたい。本物だよー」






 気さくな人なのか、朝日先輩は「よろしくね」と微笑んで、紗奈ちゃんの手を握った。紗奈ちゃんの目がハートになってる!