私の顔を覗き込んで耳元で囁かれた声が、驚くほどに甘くて……。どうしようもなくドキドキしてしまうのを、隠すのに必死だった。 はぁ……。 お風呂から上がって、部屋に入るなりそのままベッドにダイブする。今日は、本当にいろいろありすぎた。昨日までなんの関わりもなかった湊先輩と、こんなことになるなんて……。 『今は、まだ我慢する。でも、どんな手を使っても、俺のこと好きにさせてみせる。俺のものにしたいって思ってるから』 湊先輩に言われた言葉をふと思い出し、途端に顔が熱くなった。