溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 湊先輩の言葉に、笑顔で頷いた。






「あ、よかったら連絡先教えてくれない?」




「はい!」





 連絡先を交換すると、「じゃあ、また」と手を振る湊先輩。もっと話していたかったけど……。






「はい、また」






 寂しさを隠して笑顔を向ける。





「今日は、俺のわがまま聞いてくれてありがとう。……バイバイ」






 え? 言い逃げするように、ポツリと言われたセリフ。私に背を向けて歩いていく湊先輩の耳が、赤く染まっていた。







「み、湊先輩!」






 とっさに、名前を呼んでしまった。私の声に、湊先輩がゆっくりと振り返る。






「私……真剣に、考えます」






 今朝は、告白はただの冗談だと思っていたけど……。