溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 まさかの、小森の声だった。他二人を庇おうとしたんだろうけど、あまりに無理がありすぎる回答。





「……は?」





 紗奈と呼ばれた女子も、唐突すぎる小森の発言に困惑しているようだ。





 ……ダメだ。





「ふっ……誤魔化すの下手すぎ……」





 無理、面白すぎて……。俺はついに我慢できなくなり、気づかれないようにグラウンドへ戻る。小森たちから離れて、俺は我慢の糸が途切れたように腹を抱えた。







「あ、瀬名くん遅かったね。ボールあった? ……って、どうしたのお腹抱えて笑って!」





「ははっ……ヤバ、ツボった……」





「ツ、ツボった?」