溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 つーか、近づかなくていいし、別に……。はっきりと言いきれない自分に、少し腹が立った。マジで、なんなんだよ、この感情は……。



































 最後に小森を見てから、一ヶ月がたった。日に日に、自分の中で小森の存在が大きくなっていることは、否定できなかった。






「お、小森さんだ」




 サッカー部の練習中。男子マネージャーの一人が一点を見つめながら言うので、リフティングをしながら俺はすぐに視線をそちらへ向けた。その先に、誰かを待っているのか、友人二人とベンチで座っている小森の姿が。




「……知ってんの?」




「そりゃね。知らない人はいないでしょ」




 俺の質問に、デレデレと鼻の下を伸ばしている。……やっぱり、有名なのか。