溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)






 ガーゼの交換が終わったのか、小森がそう言って、すぐに俺から離れる。それに寂しさを感じながら、「……ありがと」と、精一杯の礼を言った。








 結局、どうして小森のことが頭から離れないのか、理由はわからなかった。それどころか、もっと小森のことを考える時間が増えた。





「なあ、朝日」



「んー? どした?」





 放課後の帰り道。





「小森莉子って知ってる?」






 一緒に帰っていた朝日に聞いてみた。





「……は?」






 長い沈黙のあと、返って来た声。不思議に思い朝日の顔を見ると、目をこれでもかと見開き、俺を凝視していた。





「……なんだよ、なんかヤバいヤツなのか?」