溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 ってことは、年下……。やけにしっかりしていたから、同い年か上かと思っていた。







 俺の質問に受け答えしながらも、テキパキと手当てをするその子。……じゃなくて、小森。細くきれいな指で、きつくもなく緩くもない適度な間隔で巻かれる包帯。





「……あんた、手当て上手だね」





 率直にそう思って、自然と言っていた。すると、今まで気を使って俺のほうを見なかった小森が、バッと顔を上げた。





「……っ! ほ、ほんとですか!?」





 キラキラと輝く瞳に見つめられ、思わず息を呑んだ。





「そんなふうに言われたことないので、うれしいです!」