溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あんた……俺のこと、知ってる?」





「え?」





 自意識過剰のような質問をぶつけた。たぶん、サッカー部での活躍や生徒会活動のせいで、この学校という小さな括りでは、話題にされていると思う。






「あ……すみません。もしかして同じクラスとか、でしたかっ?」





 うーん……と悩んだあと、返されたその言葉。それは俺が、望んでいたものだった。





 ――こいつは女子。そんなことはわかっているけど、他のヤツとは違う気がしたんだ。





「おーい、委員さん!!」






 背後から、この女子を呼ぶ声がした。新しいケガ人が来たらしく、その子は慌てて立ち上がる。






「はーい! ……これ、早退届です! 今日は安静にしてくださいね! お大事にっ」