えっと……。
「……すみません」
記憶を巡らせても、身に覚えがなかった。週に三日、放課後は保健委員の係として保健室でケガ人の対応をしているけど……。
毎日何人も来るから、先輩ともそのときに話してたのかな? それにしても、覚えてないって失礼だよね。
「いいよ。ていうか、そういうとこが好きだから」
「……っ」
『好きだから』
思いがけない言葉に、また心臓がドキンとする。そんなサラッと……好き、なんて……っ。どう返事をしていいかわからず、ただじっと先輩の言葉に耳を傾ける。
「俺、女子嫌いなんだ」
あ……紗奈ちゃんが言ってた。
「はい。噂で聞きました……」
「……すみません」
記憶を巡らせても、身に覚えがなかった。週に三日、放課後は保健委員の係として保健室でケガ人の対応をしているけど……。
毎日何人も来るから、先輩ともそのときに話してたのかな? それにしても、覚えてないって失礼だよね。
「いいよ。ていうか、そういうとこが好きだから」
「……っ」
『好きだから』
思いがけない言葉に、また心臓がドキンとする。そんなサラッと……好き、なんて……っ。どう返事をしていいかわからず、ただじっと先輩の言葉に耳を傾ける。
「俺、女子嫌いなんだ」
あ……紗奈ちゃんが言ってた。
「はい。噂で聞きました……」

