溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「あっ、朝も女子生徒はいないです。昼休みは私がいるので、朝か放課後をお勧めします」






 わざわざシフト表のようなものを確認して、親切に伝えてくるそいつに、俺は言葉が出てこなかった。こいつ……俺のことを、特別扱いしていない。





「部活動中ですよね? 今日はもう激しい運動は控えてください。傷が広がったら大変なので……早退届出しますね!」





 初めてだった。女子から、普通に扱われていると思ったのは。





 普通……って言ったらおかしいけど、この見た目のせいで、今までずっと特別扱いを受けてきた。そして、それが嫌で仕方なかった。




どの女子も俺の前でだけ、いい顔をしているのが丸わかりで……。だからこそ……この女子が俺を特別扱いしないことに、一種の感動を覚えたんだ。