溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 ……ん? なんか、やけに騒がしいような……。放課後の保健室なんて、普通なら来訪者なんて来ないはず。それなのに、外からでもわかるほど、中が騒がしかった。





 不思議に思って中を覗くと、保健室には何人かのケガ人の姿が見える。でも、見るからに軽傷で、何か他に目的があるようにも見えた。とにかく、とっとと手当てして戻ろ……。そう思い中に入ってから、俺は違和感に気づいた。





 あ……これ、この女子がしてるのか。なぜか保健の先生の姿が見当たらず、『保健委員』のプレートをつけた女子が忙しなく動いていた。入りたくない気持ちがふつふつと湧き上がり、引き返そうかと悩み始めたときだった。





「あ、ケガ人? ……って、うわ、ひどいケガ……痛そー」