溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「一応言っとくけど、俺、別に見た目で好きになったわけじゃない……から」





 見た目? そんなこと言われなくても、もちろんわかっている。見た目で好きになるところなんて、私には一つもないもん。





「いやごめん、言い方が悪かったかも。……今は見た目も含めて好きだし、誰よりもかわいいなって思ってる」






 ……っ、かわいい!? な、何を言ってるんだろう! そんなわけ、ないのに。言われ慣れていない言葉に、不覚にも少しときめいてしまった。






あたふたする私をよそに、先輩は話を続ける。






「ただ、好きになったきっかけは……優しい、とこ」






「え? 優しい?」





「一回、俺の手当てしてくれたの憶えてない?」







 私が、先輩の手当て?