「プレゼントなんだから、貰ってくれないと困る。貸して」
箱の中のもう一つのリングを取って、私の薬指にそっとはめてくれた。指にはめられたリングをまじまじと見つめていると、堪えていた涙がポロリとこぼれた。
「う、うれしいですっ……」
「学校ではつけられないけど、ネックレス用のチェーンもあるから」
先輩が、そう言ってふっと笑う。こんな素敵なプレゼント、生まれて初めてだ……。
「一生、大切にしますっ……」
頬に伝う涙を拭って、リングのはめられた私の薬指をそっと触れる湊先輩。
「何年後かには、もっといいの渡すよ」
「……え?」
何年後かって?
「今は意味、わかんなくてもいいよ」
箱の中のもう一つのリングを取って、私の薬指にそっとはめてくれた。指にはめられたリングをまじまじと見つめていると、堪えていた涙がポロリとこぼれた。
「う、うれしいですっ……」
「学校ではつけられないけど、ネックレス用のチェーンもあるから」
先輩が、そう言ってふっと笑う。こんな素敵なプレゼント、生まれて初めてだ……。
「一生、大切にしますっ……」
頬に伝う涙を拭って、リングのはめられた私の薬指をそっと触れる湊先輩。
「何年後かには、もっといいの渡すよ」
「……え?」
何年後かって?
「今は意味、わかんなくてもいいよ」

