私の顔、何かついているのかな?
「ん? かわいいなぁって」
「も、もう……先輩そればっかり……」
「だって、ずっと思ってるし。それより、今日は莉子の時間、俺にくれてありがとう」
改まってそんなことを言われて、慌てて首を横に振った。
「そんな、こちらこそです!」
こんなに楽しませてもらって……感謝の気持ちでいっぱいだ。今日はほんとにほんとに楽しい一日だった。そんなことを思っていると、何やら突然カバンを漁りだした湊先輩。
何をしているんだろうと見つめていると、中からきれいにラッピングされた小さな箱が出てきた。
「これ、よかったら受け取ってほしい」
「……え?」
「プレゼント」

