溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

「うん、莉子が晒し者になっちゃうのは嫌だし、ここではしない」





 まるで二人きりになったらするとでもいうかのような発言に、頬が熱くなる。





「そろそろ時間かな……」





 ……時間? もしかして、もう帰る時間ってこと? 一瞬そう思ったけど、どうやら違ったらしい。





「行こう」





「……え?」





 私の手を引いて、来た道とは別方向に歩き出した湊先輩。





「こっち」





 いったいどこに?と思いつつも、引かれるがままついていく。






 連れてこられたのは、水族館のすぐ近くにある遊歩道。