あ、あれ? ほんとに黙っちゃった? もしかして、怒った?
「おーい、湊先輩?」
「……」
「さ、さっきの嘘です! 喋ってください」
「……」
無言を貫くつもりなのか、固く口を閉ざした湊先輩の腕に思わずしがみついた。恥ずかしいのは嫌だけど、それ以上に口を聞いてくれないのはもっと嫌だっ……。
「湊先輩っ……」
ぎゅっとすがりつくと、頭上から笑い声が降ってくる。
「ふふっ、ごめんごめん。かわいいからイジワルしすぎた」
……う、ひどい……。でも、喋ってくれたからいいやっ……。
「莉子、イルカショーだって、行く?」
え! イルカショー?遠くの案内板を見てそう言った湊先輩に、私は大きく頷いた。
「おーい、湊先輩?」
「……」
「さ、さっきの嘘です! 喋ってください」
「……」
無言を貫くつもりなのか、固く口を閉ざした湊先輩の腕に思わずしがみついた。恥ずかしいのは嫌だけど、それ以上に口を聞いてくれないのはもっと嫌だっ……。
「湊先輩っ……」
ぎゅっとすがりつくと、頭上から笑い声が降ってくる。
「ふふっ、ごめんごめん。かわいいからイジワルしすぎた」
……う、ひどい……。でも、喋ってくれたからいいやっ……。
「莉子、イルカショーだって、行く?」
え! イルカショー?遠くの案内板を見てそう言った湊先輩に、私は大きく頷いた。

