溺愛120%の恋♡~クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い~(野いちごジュニア文庫版)

 その言葉に、どきりと心臓が大きく音を立てる。






「信じてないわけじゃ!」






 言いかけて、言葉を呑み込む。でも……信じきれていないから、放課後の約束も、勝手に冗談だと決めつけちゃったんだ。私、先輩のことを傷つけちゃった?






「ごめん、なさい……」






 申しわけなくて謝ることしかできなかった。そんな私に、先輩は優しく微笑みかけてくれる。







「いや、謝ることないし。ちゃんと伝えられなかった俺が悪いから」






 優しい言葉に、緊張が解けていくようだった。ちゃんと、聞いてみよう……。





「あの、どうして私なんですか?」





 意を決して聞くと、先輩は歩きながら、ゆっくりと話し始めた。